インナー購入の流れ

使用者が求めている事とは?

運動をする時には身体の動きを妨げないようなゆったりとした服装が好まれていました。また、運動をしていて汗をかいた時に身体に衣服がまとわりつくのは不快で、プレーに集中できずにパフォーマンスに支障を来たす要因となりますので通気性の良さも運動をする際には重要な要素となります。それでここ10年くらいで高機能インナーシャツというタイプのスポーツウェアの人気が広がっており、シェアを伸ばしています。高機能インナーシャツとは、従来のスポーツウェアが吸水性能とストレッチ性能の両立を目指して綿とポリエステルを混合して作られた素材が主流だったのに対して、高機能インナーシャツはポリエステル100パーセントで作られているのが大きな特徴になります。伸縮性の高い素材を使い、身体に密着したデザインとなっています。ポリエステル自体には保水性はありませんので、密着した状態では汗や熱を発散できずに不快になってしまうところを高機能インナーシャツの場合は通気性能が非常に高く、汗をかくと身体に密着していることで汗をポリエステル生地の表面に吸い出してくれます。

そのため汗が身体を伝わって滴り落ちる感覚を味わうことなく身体の表面は常にドライな状態をキープできていて蒸れや熱、皮膚の表面に伝わる汗の不快感を感じることなくプレーに集中することができます。その他にも身体に密着して程よい締め付け感があることによって、運動をするときのサポーターの役割を果たすことも期待できます。スポーツの種類によっては180度に近い方向転換や静止状態から一瞬で行動を起こしたりするような日常の生活では行わない動作をすることも必要で、しっかりとストレッチや準備運動を行っていても筋肉や関節を傷めてしまうケースがよくあります。高機能インナーウェアを着用すると関節への負荷を抑えたり、筋肉を束ねることで肉離れのリスクを下げたりすることができます。既に傷めてしまっている箇所に関してはサポーターやテーピングが必要になりますが、怪我の予防のためならば高機能インナーウェアを着用するだけでも十分な効果が期待できます。それから近年はオゾン層の破壊によって、紫外線の量が増えています。紫外線を長く浴び続けることで皮膚がんや白内障などの発症リスクが高くなることが知られています。長袖の高機能インナーウェアならば通気性が良いため真夏の炎天下でも素肌と同様の感覚で運動を続けることができ、さらに紫外線から身を守ることができます。